さてこれから述べようとすることは、これらのことを念頭に置いて考えたいと思います。当社は長年サプリメント（健康補助食品）の原料を輸入して大手の製薬会社等に納入してきました。彼らはそれをサプリメント等に加工して販売してきました。サプリメントは不足したものを補うためにはいくらか効果があると思いますが、付加された単体の成分の効果は宣伝のようには効果が認められないと言われています。テレビや通販等で宣伝されているようだと医者や薬は必要ないのではないでしょうか。

さて、生活習慣病と言われている成人病の代表格である糖尿病、高血圧等はその名の通り生活習慣に起因するとされています。その根本的な原因は食生活にあります。このことは多くの国民も周知しています。それなら何故それらを改善して予防できないのでしょうか。その原因は美味しい加工食品の氾濫とコマーシャル等による洗脳のためです。美味しいと言うのと体に良いと言うのは必ずしも同じではありません。加工食品が世に出るまでには、会社はあらゆる調査をして多くの人が美味しいと感じるようにあらゆる配合方法や調味料を考えます。加工食品の原材料の記述を見ればわかります。人間の味覚に合うように原材料から余計なものを取り除き更に味覚を満足させる為にカロリーの高い材料を使用することになります。それら材料の代表的なものは脂質であり動物性蛋白質等です。従って加工食品や外食に頼ると前記したような飽食の代償として生活習慣病やガンが問題になるのです。加工食品は手軽に美味しくカロリーも満たし、満腹感も与えることを主としています。それに比べて自然な食材を万遍なく取り入れる事によりそれらのリスクを減らすことが出来ます。